ウケウリコラム

【『したい』をするな】誰も教えてくれなかった成果を高める為に必要な3つのこと~その1~

今年の4月で社会人経験13年になるので

その13年を振り返って社会人として
『最初からこれをやっておけばもっと違ったのに』と思える
成果を最大化させる私なりの方法を書いてみたいと思います。

新入社員の方々は、うまく自分に使えそうなら使って下さい。

【『したい』をするな】誰も教えてくれなかった成果を高める為に必要な3つのこと~その1~
【『努力』をするな】誰も教えてくれなかった成果を高める為に必要な3つのこと~その2~
【『能動』をするな】誰も教えてくれなかった成果を高める為に必要な3つのこと~その3~

1つ目
あなたの『したいこと』なんざ
仕事には全く必要ない、ということに早く気づき
そこにエネルギーを一切注ぎ込まないこと

のっけから飛ばしてますが、
まあ、本気でそう思っているので書いてみます。

大体、社会人になって数ヶ月経つと言い始めます。
「俺、本当は何がしたかったんだっけ。」
「俺、本当は◯◯がしたかったんだ。」
「俺、最近モチベーションが上がらないんだ。この会社じゃなかったのかな。」
「俺のしたいことが出来ない。会社や上司のせいだ。
俺はこれまで成果も出したし、頑張った。
なのに会社は次のステージを用意してくれない」

ちなみにこんな発言は、社会人3年目の先輩も5年目の先輩も言ってます。
ヘタしたら40、50のおっさんも言ってます。

いつまでこういった事を言っている人がいるのでしょう。
少しは別の切り口で物事を考えたり調べたりしてみたいところです。

仕事を理解してない

そもそも仕事とは、
最終的に出すべき相手に出すべき成果を出す為のプロセス。です。
この『相手』や『成果』は会社ごと違います。

でも変わらないことは、
その『成果』は必ずその『相手』が決めます。
『相手』とは分かりやすく言うと顧客です。確実にあなた以外です。
顧客が成果を決めますので、あなたはそのジャッジに微塵も関与できません。

で、それが仕事なわけです。

あなたはあなたが買うモノを店員に勝手に決められて、
さらに勝手に「嬉しいですよね。」なんて決められて耐えることが出来ますか。
「ボケ!俺が決めるんじゃい!」と思いますよね。

こんな極端な話をすれば気づきますが、
そこにあなた(提供側、仕事をしている側)の
「したい」など一切入る余地はありません。
一切です。一切。
そして、一生です。一生。

成果は顧客が決めます。
あなたのしたいことを入れる余地はありません。
あなたがしたくてもしたくなくても
相手が求める成果を出すのが仕事です。

これだけ尽くして成果を出したんだから
俺のしたいことをさせろ。と言っている人は
根本的に仕事を理解していません。

『仕事場は俺のしたいことが出来る場所なんだ。』
と勘違いしているんでしょう。違います。勘違いしちゃだめです。

あなたがしたいことをするのは仕事じゃない。

え?でも私が私の仕事を決めることは出来ないの?
と寝ぼけた質問が飛んできそうですが。

どの会社に入るか、どんな仕事をするかは
すでにあなたが勝手に決めているから今その場に居るわけです。
もう決めたんです。
何をするかはもう決めているはずです。
それ以降は求められている仕事をするのがあなたの選択なはずです!

もちろん入社して言われてたのと違う!思ってたのと違う!
ということはあるでしょうからその場合は
目の前のこやるべきことをやりながら
すみやかに辞める準備をすればいいと思います。

『でも、嫌々やっている仕事をお客さんは求めませんよね。』
とも言われそうですが。

違います!
あなたがあなたの選択で選んだ仕事なので
成果を出すべきです。
嫌々やって出すべき成果が出ないなら
嫌々やってはいけません。
自分で決めたんだからやってください。

「本当は私のしたいことではなかったの。」
じゃないです。知りません。やってください。
その裏で、勝手にやめる準備でもしたらいいんです。
会社はあなたがしたいことを用意する場所じゃないです。

でも、他の場所で上手いこと合う仕事はいくらでもあると思いますよ。
大事なのは選択するということですし、
選択したら目の前の事はやりましょう。ということです。

あなたの買い物を店員が決め、満足しているかどうかも店員が決める?

少し視点を変えますが、
あなたが好きな飲食店があって、
そこはめちゃめちゃ美味しいし接客も値段も良い。
素材にもこだわっていてそれが店の雰囲気から感じられる。
あなたはその店を気に入って常連になる。

が、実はその店の店長も店員も
実は本当にやりたいことが他にあって、
みんな働きながら他のことを考えている。
あなたが常連になるずーと前から。

と、するじゃないですか。
それを知ったとして、あなたはどうします?
「そんなお店、もう行きたくない。」となりますか?
(なりそうですね。)

でも、今までもそういう人たちが働いていた店で
あなたは毎回満足していたんですよ?

何が言いたいかというと、
やっている人の「したいこと」と
顧客として受け取る「成果」は全く別のものです。
なので、受け手としても提供側の「したいこと」は関係ないのです。

大事なのは成果を出すことです。
『成果』と『したいこと』は必ずしも一致しません。
それは『したいこと』というものの構造が原因なのですが、
話が長くなるので又の機会にします。

ということで、
あなたの『したいこと』に一喜一憂している場合ではありません。
成果を最大化させたければそんなことにエネルギーを割いている場合ではありません。
『成果を出すべき相手は誰で、組織が出すと決めた成果は何か』
それを正しく理解してその成果を最大化するためにエネルギーを注いで下さい。

『したい』と『成果」』は関係ありません。
早いとこ『したい』から開放されて下さい。

どうしても世の中の風潮的に
『したいを大事にしよう』
『夢をかねよう』
みたいなことを強く言われてますが、
あれははっきり言ってビジネスです。
だまされないで下さい。

ABOUT ME
高橋 邦欣
勢いでオーストラリアに移住中。 ベンチャーに入社し10ヶ月で無理矢理部長をやり 年商10億円を5年で80億円にし その分野で日本一の事業にする。 比例して体重も増える。 全社会議で事業報告をする際に爆笑プレゼンをして怒られる 部下には「仕事はパワポ作りですか?」と怒られる。 年商3000万の経営コンサルティング会社に 共同経営として参加し 開始1ヶ月で月商を8倍にし年商を1.8億円まで引き上げる。 全国6都市で一年間に24期の経営塾を開催し 塾生が(豪州、メキシコ、シンガポール)世界に400名以上 主婦や起業前の会社員から 年商4億を超える経営者や一部上場役員のコーチ・コンサルまで行う 心の限界を破壊して経営の限界を突破してもらう 限界突破する経営塾 塾長 雇われ時代の懲戒処分歴合計3回 4人家族(娘&息子) やりたい事は自由に生きる事