これは完全にウケウリですがね、
先日ある経営者の友人と
話をしている時に聞いたんです。
優秀な税理士の方に
うまく行く会社の共通点を聞いたら
非常に興味深かったし、
私が気にしている事と同じだったので
書かせていただきます。
1.組織のTOPがとにかく数字に強い
これはもはや当たり前だと思います。
JALを復活させた稲盛和夫さんも
復活のために取り組んだ一つが
「幹部の数字への意識を高める」
だということは有名です。
稲盛さんを激怒させた会議での発言
JALを再生させた「アメーバ経営」(その3)
また、稲森さんは常日頃から
「経営は数字」
と言っていると聞きます。
先日任天堂と業務提携を発表した
DeNAの守安社長も恐ろしいほど
数字に強いことは有名だそうです。
経営会議では鋭い質問を次々に投げかける。「恐ろしいほど数字に強い。事業責任者でさえうろ覚えの細かな数字まで覚えている」とある社員は話す。毎日の通勤時間を経営資料の読み込みに費やして数値を頭にたたき込む。理路整然とした守安の「詰め」を恐れる社員は多い。
私が尊敬する
ザッポスのCEOトニー・シェイも
一見数字的に非合理的な
カスタマーサポートを作った背景にも
実は緻密に計算された数字的根拠が
有るらしいです。
経営はどこまで言っても数字がつきまといます。
ビジョンや夢を語ることも必要ですが、
数字が成り立たなければなにも出来ません。
まずは数字に強くならねば。
2.組織のTOPのために働こうという雰囲気がある
やっぱりココですね。
どうしてもこういう話題に
喜んでしまう私は昭和の人間でしょうか。
昔、ある先輩に言われました。
「上に立つ人に必要なことは、
優秀さではない、慕われることだ。」
と、これ、今になると本当に
重要さに気づきます。
経営は数字ですが、
人間は所詮心です。
この心が上手く動かないと
残念ながら人が動かず、
組織が動きません。
このポイントはほんとうに重要だなと思います。
多くの企業を見てきた税理士さんが
おっしゃるのですから、
この点は外しちゃいけないのでしょう。
みんなで気をつけましょ。