【背中を押す】
先ほどお風呂に入っていてふと思ったんですが、
営業とリーダーシップはどこか似ているかもしれません。
どちらも誰かの背中を押すという意味では同じ。
営業は、ほぼ1対1という関係で、
相手の背中を押す活動をしています。
それは、仕事だけでなく日常生活でも同じ。
友達をイベントに誘う。
同僚に美味しいお店を紹介する。
どれも営業活動です。
そのどれもが些細ではありますが、
相手にリスクやコストを請け負うことを求めています。
外出が面倒くさかったがイベントに出かけた。
別に弁当で安く済ませてもいいが、
弁当よりも高いそのお店でご飯を食べた。など、
何かしらのコストを払っています。
小さなことですが、身を削って、痛みを伴って、
行動を変えたわけです。
そして、営業として成果を出したということは、
その痛みを超えて相手の背中を押したわけです。
押し倒したのではなく、
その痛みを相手も承諾して一歩踏み出した手伝いをしたという意味です。
リーダーシップも似ているところがあります。
リーダーシップは1対1、または1対多の場面で発揮します。
※あ、営業も1対多があったわ。今更っ!
で、リーダーシップはその相手に行動の変化を求めます。
それはもちろん、よりよいものに向けた変化ではありますが、
これまでの行動を変える必要があるので、
相手にとってはコストや痛みが伴います。
営業も『自分が良いと思ったものを進めて行動を変えてもらう』活動という意味では同じです。営業は決して利益のために押し売ることではないので。
何が言いたいかというと、
営業で成果を出した人は、リーダーシップに応用できるかもしれない。
ということが言いたいのです。
自分がどんな商品、どんな相手、どんなやり方で
これまで営業として成果を出したか。変化の背中を押せたか。
という傾向がわかればそれをリーダーシップとして使っていけばいいのです。
- 商品は変えるべき行動そのものに置き換えます。
- 商品を買うべきだと思う自分なりの理由は
リーダーシップを発揮したいと思っている自分なりの理由と
置き換えその良さを話します。 - 商品に払ってもらうコストは
行動を変化させる際に生じる相手のコストや痛みなどと置き換えます。
まずは自分が日常生活で発揮した営業的成果、
誰かの背中を押した経験をまとめてみて下さい。
その後のそれを今リーダーシップを発揮したいと考えている
分野や集団に対して置き換えてみてください。
集団が動くかもしれません。
もちろんより良い方向に動かして下さい。
以上
