前回記事
多くの組織が間違えるミッション・ビジョンの作り方
から続けて
1.組織を動かす前に組織(企業)とは何かを理解する
企業というのはそもそも
社会に流通しているお金と
社会を形成している人で
つくられています。
ざっくり言うとですが。
なので、社会から
リソースを借りていることになります。
ドラッカーの言葉で言うと
企業とは社会の公器である。
と言われています。
社会からリソースを借りて
形成されていますから、
企業の目的は
社会への貢献になります。
社会への貢献と言ってしまうと、
実は答えではなく、
『顧客を創造する』
というのが企業の目的になります。
簡単に言うと、
誰かの何かを満たし
購入して貰う人を
創っていく。ということです。
もちろん、
『誰』の『何』を満たすか。
に関しては、
その企業のTOPが決めていいのですが、
企業のTOPとは言え、
関与できる範囲は
それほど多くないことが
『企業は社会の公器』ということからも
わかると思います。
何故このような話をするかというと、
企業の本質を理解していくだけで
前回伝えた
ミッション・ビジョンの作り方が
どう違うかが分かってきますし、
同時に何が正解に近いかも
分かってくるからです。
2.ミッションはそれだけで組織が動けるようにする
これまた本題にまだ入ってませんが、
どうしても気持ち悪いので書いておきます。
じらしてすいません。
そもそもミッションは何故作るのか?
というと、
その組織(企業)に属している
メンバーが
ミッションを見ただけで
何をすべきか分かり
強く共感して働く原動力を高める
為にあります。
『メンバーが強く共感する』
と書いているのですが、
それはメンバーの欲求を満たす
という単純な話ではありません。
企業の目的は書いたとおりなので、
その枠から外れずに
メンバーの強い共感を作る必要があります。
wantのように見えて全然違います。
おそらく、
企業の目的を理解していないから、
ここだけにフォーカスされてしまい、
多くの組織のリーダー、マネージャーが
間違えたミッションを作ってしまうのでは
ないかと思います。
ここまで来ると、
ミッションとは内外の共感ポイント
である事が分かってきます。
くどいですが、
あくまで順番は『外』そして『内』
です。
続けたいのですが、出社時間が来てしまったので
次回にさせて下さい。
次回
『ミッションはマーケティングから作る』
という感じで書きたいと思います。
たぶん。
タイトルは変わるかもしれません。
引っ張って申し訳ないですが、
丁寧に書きたいのでご了承下さい。