【コンプレックスから目をそらすな】
どうやら、コンプレックスそのものが強みだった。ということがあるようです。
私は、強みというものを5年以上発掘してきたわけですが、
強みというものを勘違いし続けて発掘していたようです。
自分や世の中の基準で強みを見てはダメ
強みというのは簡単に言うと
『他の人にとっては難しくても自分には簡単に出来てしまうこと』
です。
こう書くと
『強みっていいことなんだなー』と思っちゃうじゃないですか。
思いますよね!普通絶対思います!
(普通ってなんだよ!絶対ってなんだよ!と
早くも怒られそうな言い方してますね。
すぐ断言したがるのも悪い癖です。)
まあ、私はそう思ってしまっていました。
なので、
・自分が良いと思う基準
・世の中的に良いとされているであろう基準
で強みを発掘し続けていたわけです。
どういうことかというと、
私は『考えが浅い自分』というのを非常にコンプレックスに感じていました。
素の状態で物事を考え言葉を発すると、だいたい考えの浅い発言しか出てきません。
上手く説明が思いつきませんが、とにかく浅いんです。
なんか、お笑いのコントで出てきそうな
ヤンキーの先輩と後輩の何とも言えない掛け合いをイメージしてもらうと分かるかもしれません。
なんか、あんな感じです。違うかな。まあいいか。
それで、これまでその考えの浅さをカバーするべくそれなりに努力してきたつもりなわけです。
もちろん『考えの浅さ』を強みだなんて微塵も思わず過ごすわけです。
お食事会で衝撃の事実が発覚!
それで、先日自宅で行ったお食事会で、
ひょんなことから『私の考えの浅さ』について話題になりました。
『考えが浅い、考えが浅い』とパーリー会場は大盛り上がりでした。
※パーリーといっても全部で4人ですが。
もちろんその間は私にとって、不快で屈辱的でとても嫌な時間でした。
何せ僕にとってコンプレックスだと思っていることを
こんなにもどストレートに言われるわけですから。
一応私も大人なのですが、
大人になってからこんなに目の前で言われることはありません。辛いです。
ところが、なぜかその考えの浅さが強みだ。と友人が言い始めたのです。
最初は、
「は?どこがやねん?何を言ってるの?意味不明。」
と思っていたのですが、どうやら違うようです。
友人曰く
「考えが浅いから、物事をシンプルに出来るし、シンプルだから決断も出来る、
それは決断力があるということになるし、複雑な人より早く決断できる。」
ということだそうだ。
なので、
考えが浅い、ということを認めるべきだ。という話でした。
「なに!考えが浅いを認めろ?嫌だ。辛い。ふざけるな、俺はこれまで何のために勉強してきたんだ!」
と思ったわけですが、少ししてから、改めて友人が下記のようなことを言っていたと思います。
「はて、考えが浅いって悪いことなんでしたっけ?深いが良い事で、浅いが悪い事って、それ世の中の価値観でしかないんではないか。」
と。
確かそんなようなことを言ってました。
はっ!!!!!!
となったわけです。
まあ、実際にはそうなるのに1日必要だったわけですが。
これによりこれまで長いこと間違えていたことに気づけました。
そして、自分の強みを改めて発掘することが出来ました。
まさかコンプレックスを認めるところに強み(宝?)があるとは。
気づいたことをまとめますと
・自分の都合の良い視点や世の中の基準で強み発掘をしてはダメ
・強みに良いも悪いもない。強みは強み。
・コンプレックスの中に強みが隠れている可能性があるのでそれをそのまま認めると宝物に気づける
やったほうがいいことをまとめます
・コンプレックスを洗い出す
・コンプレックスを逆手に取って生み出せるメリットを横に書き出す
・大げさなリアクションとともに「あれ?これ強みじゃね?」と一人で言う
・コンプレックスを強みと認識して日常生活送ってみて試す
・確信が持てるぐらいになったらコンプレックスが強みとして昇華される
以上です。