ライフハッカーにこんな記事があったので、リーダーという役割において個人的に重要だなと思える点のピックアップと感想を書きたいと思います。
googleもこういった答えに至るんですね。
優れたリーダーに学歴は関係ない。Googleが自社社員をデータ分析して得られた意外な知見
IQの高さより堅実性がリーダーに適している
リーダーとしてもっとも重要な資質は、卒業した学校でもIQでもありません。むしろ、もっと退屈な人物を連想するような内容でした。具体的には、日々の行動が予測可能な人物ほどリーダーに適していることがわかったのです。
確かに自分のリーダーにはIQなんかより、
自分自身の仕事のやりやすさ
を求めますね。
なんというか、邪魔しないでくれ。といった感じでしょうか。
幸い今の職場は非常にやりやすいです。
たしかにこのほうが仕事がしやすい。
毎日予測不可能な人が上司だとやり辛いったらありゃしないですね。
朝令暮改はしょうがない。って言う場面もありますが、
それを毎日やられたらたまったものじゃないですね。
部下の邪魔をしない寡黙なリーダーになれるように最初から設計しておく
面接での質問を分析した結果、リーダーは予測可能かつ一貫していなければならないことが判明しました。上司が予測可能であるほど、部下の進捗を邪魔する障害物(上司自身)をなくすことができます。上司とは一般的に、干渉・指図・口出し、出しゃばりをする傾向があるものですが、この障害を取っ払ってしまえば、部下は安心して仕事を進めることができるのです。そのため部下の心には、優れた仕事をするための余裕が生まれます。
2004年、心理学者のEdward DeciとRichard Ryanは、投資銀行の従業員数百名を対象に、仕事での満足度調査を実施しました。その結果、もっとも満足度が高かったのは、上司が部下の仕事をうまく支援している場合であることがわかりました。これらの上司は、仕事を進めることに関する知識、激励、仕組みという、「自主性のサポート」を提供していたのです。
面白いですね。本来部下の仕事の精度を入念にチェックするような立ち位置なはずなんですが、
干渉しないほうが部下がいい仕事できる。
なんだか分かる気がしますね。
とにかく任せるんでしょうね。
でもこれはgoogleだから出来るのかな?
なんて思えてくる瞬間もありますが、
まあ、組織全体の優秀さは差が出るかもしれませんが、
どの会社も組織もそんなに部下と上司の差分は変わらないでしょう。たぶん。
だからこれでいいんだと思います。
あと、干渉や指図をしなくても済む状態を
先に作っておくというのも必要な気がします。
作っておけば干渉せずにすむ。
いかに早い段階で仕組みを設計しておくかが大事になってきそうですね。
感情を味わい尽くし、「成るように成る」を理解して、感情が安定しているリーダーの組織は成果も安定している
一方で、Googleの人事担当上級副社長、Laszlo Bock氏は、「すぐに理性を失う上司では、部下は何をしていいのかわからず、抑圧されている感覚に陥ってしまいます。でも、一貫したリーダーであれば、チームは途方もなく大きな自由を手にすることができるのです」と述べています。
これは誰しもが経験したことありそうですね。
本当に感情的な人と付き合うのは心が疲れます。
ましてやそれが会社の上司となると最悪です。
感情を抑えられないんでしょうね。
なにせ、感情とは何かを分かってませんから。
感情に身を任せている自分に気づかないんでしょう。
ああ。怖い。
感情は味わい尽くせばそのうち飽きますから。
周りに当たり散らさないで自分で味わい尽くして欲しいですね。
あと、感情的になってもならなくても、
何をしてもしなくても「成るように成る」ものを理解してれば
感情なんて言うものに左右されません。
感情の安定は脱力です。
一貫性を導き出すのは北極星
一貫したリーダーが提供する自由は、強大な力を持ちます。自主性を持って仕事に取り組むことで、個人の生産性が高まるのです。
タイトルが分かりづらいですが、要するにとにかく果てしなく遠くにある揺るがないものです。
それを目指していれば毎回方向が変わるようなことは無いです。
要するに一貫性が保たれます。
それも落とし込めていないんでしょうね。
ドラッカーの5つの質問に答えられるようにしておけば
何とかなりそうな気がしますね。
・我々の使命は何か
・我々の顧客は誰か
・我々の顧客は何を価値と考えるか
・我々の成果は何か
・我々の計画は何か
リーダーなら自組織に対してこれを言えるようにしておきましょう。
組織の北極星を作りましょ。
良いリーダーは部下(人間)の性質を理解している
これは、満足度だけの話ではありません。DeciとRyanは、自主性を持っている従業員は、仕事の業績も高いことを示しました。Googleも同様の結果を導いています。Googleで成功を収めている社員は、「仕事に対する使命感を強く持ち、個人の自主性を実感している」人物であることがわかっています。
だいぶ前ですが、モチベーション3.0なるものが流行りましたね。
「モチベーションと最高の仕事をもたらす源は、自主性、技能の習得、目的を追求するという人間本来の性質である」
という思想を書いた本です。
これを理解しているリーダーは部下の自主性をいかに引き出すかに焦点を当てるんだと思われます。
そうすると自然と干渉やら指図しなくなりますね。
なぜ、まだまだ多くのリーダーが干渉してしまうのか。。。
彼らにも言い分はあるでしょうが、google先生が言っているんだから、
試しにココに書いてあること全部やればいいのにと思います。
まとめ、最後に良いリーダーに成る為の行動をまとめておきます
- 干渉しない自主性をサポートするリーダーになると決断する
- 最初に自主性のサポートを提供することに力を注ぐ
- ドラッカーの5つの質問に答えられるようにする
- 感情を味わい尽くして感情的にならないようにする
