以前facebookで書いてたミニコラムをまとめて編集して書いてみます。
マネジメントとはサッカー選手が監督になることとどこか似ている。
ココではあえて、監督と表現することで客観的に
見れるようにしてみました。
・いつか監督になったときに優秀でありたい方
・最近監督になった方
・監督になったはいいが上手く言っていない方
にお送りします。
01まずピッチから出る
プレイヤーとして活躍していた選手がサッカー監督になることがある。
よくある。
しかし多くの元選手は監督になった自分を客観的に見れず、
相変わらずピッチでプレイしている。またはしようとしている。
おい!監督!いつまでピッチでプレイしている?
もう君のプレイが素晴らしいことは分かったから、
今度はその素晴らしいプレイが出来た力を元に、
チームを勝利に導いてくれ。
早くピッチから出てチームが勝利するための仕事をしてくれ。
もうボールは蹴らなくていいから。
02まず何も指示しないでピッチの外からプレイを眺める
ようやくボールを蹴らなくなった監督は、次にこう思います。
「よっしゃ!俺がいなくなったチームで勝つわけだから、
俺が完璧に指示を出して、俺の言うとおりに動いてもらう。
そうすれば勝てる。いいか!俺の言うこと聞けや!」と。
が、
そんなもんは勘違いもいいところです。
まず現実的に自分の理想通りに組織は動かない。
無理。うまく行かない。みんなここを一生懸命考える。
そんなことに力を使っている時点でエネルギーの無駄。
いつか言われる。「監督って何やってんだ?」と。
理想のために一生懸命頑張っているのに言われる。
それが現実。力を入れようとするからこうなる。
そんな監督にならないようにするためには、
まず外からふら~っと眺めていても大丈夫な自分。
を作ること。
外からゆっくりまず眺めなさいよ。ボールも蹴らずに。
まあ、このへんで早くも蕁麻疹が出てくるほど
ウズウズするでしょうね。
それじゃ〜優秀な監督にはなれへんで。
03選手にうまく行っていることと上手く行ってないことを聞く
ふら〜と眺めるでしょ。ね。
ほしたらね、色々気づくわけです。
気になるわけです。
なんであいつはこうしているんだ?
なんであいつはこれが出来るんだ?
なんて。
色々気になってくるわけです。
したらね、それを全部選手に聞いて下さい。
全部。選手に聞いて下さい。
こうしたほうがいいよ。って言っちゃダメね。
指示とか出しちゃダメね。
聞いて下さい。とにかく聞いて下さい。
ほいで、
「へぇ〜。・・・」って
去って行って下さい。
とにかく聞く。そうするとね。
いろんな材料が集まるんです。
いろんな材料が。
現地の材料を調達してからですよ料理を作るのは。
