ウケウリコラム

ミッションを完成させる磨き方の4つのポイント

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前回までの記事
多くの組織が間違えるミッション・ビジョンの作り方
組織が動くミッション・ビジョンの作り方
ミッションはマーケティングから作る

前回まででミッションの原型を作りました。
今回は磨き方以降を書いていきます。

5.発揮し続ける存在価値を最大限に高めた表現をする

ミッションは、
前々回お伝えしたように、

その組織(企業)に属している
メンバーが
ミッションを見ただけで
何をすべきか分かり
強く共感して働く原動力を高める

ものである必要があります。

私の経験上で言い換えると
(1)今現在も出来ている瞬間はあるが
(2)ミッション通りに行うのは難しく
(3)目指し続けたいと思える
(4)何をすべきか分かるもの
である必要が有ると思っています。

これらを踏まえて、前回作ったミッションの原型を
最大限高めた表現に磨き上げて下さい。

ここでは、心の底から
『それはすげーことだよな』
と思える表現にしてください。

 

(1)今現在も出来ている瞬間はある

とは、どういうことかというと、
どうしてもミッションとなると
大きく高いものを掲げます。
もちろん、そこは間違っていません。

しかし、
『今この瞬間にないもの』
追い続けるのは正直疲れます。

飛べない魚に『飛ぶ』という方向性の
ミッションを置いてしまっては、
魚は辛いです。

ミッションでありながらすでに
ある程度出来る方向性である必要があります。

これは顧客へのヒアリングを
行っていれば間違わないはずですが、
ミッションづくりとなると
どうしても一気に飛躍させてしまいがち
なので気をつけましょう。

(2)ミッション通りに行うのは難しく

とは、方向性としては
今この瞬間に出来ているものの
ミッションとして定義づけられた通りに
日々仕事を行うのは難しいぐらい
高いモノを置くという意味です。

若干矛盾しているように聞こえますが、
例を上げて説明します。

Amazonに1000億で買収された
靴のEC会社ザッポスのミッションは

「”WOW!”という驚きの体験と共に生き、それを届ける」

というものです。

彼らは
日々お客さんを感動させる事
は出来ていると思います。

が、

WOW!という驚きを毎回生んでいる
かというと
それはとても難しいと思います。たぶん。

だから目指すものになります。
だから常に追いかけるものになります。

このように、ミッションは
今この瞬間に出来ている方向性で
ありながら、
それ通りに行うのは難しい
ものでもあると良いと思います。

(3)目指し続けたいと思える

とは、そんなに説明は必要ないと思いますが、
働いているメンバーも共感して
それが顧客のために
とても良いことであると認識できる
方向性である必要があります。

誰しも心から求めていないものを
いくら仕事だからといって
やることは疲れます。

ミッションは働くメンバーも
実施するに当たり求めている事
である必要があります。

しかし、ココには少し工夫が必要で、
ミッションを定めて
メンバーに共有する際に
組織のTOPが
そのミッションを作るに至った
ストーリーを
しっかり伝える必要があります。

ストーリーが無いと伝わりづらいです。
何故それが大切かちゃんと理解されにくいです。

ミッションをメンバーに伝えるには
ストーリーを語れるようにして下さい。

ストーリーは思いつきでは作れません。
ミッションも思いつきでは作れません。
顧客を理解し、組織を理解しなければ
作れません。

自分の欲求で作り、
その欲求を説明するストーリーでも
だめです。

ミッション作りは
時間をかけてやったほうがよい。
というのが私の持論です。

時間をかけていく中で
自然と語れるストーリが出来上がります。

メンバーに自信をもって
語れるストーリーは
後付では出来ません。

時間をかけて
ミッションに確信を持っていく中で
はじめて語れるストーリーが
出来上がります。

ちゃんと作れば
ストーリーもおのずと出来るはずです。

(4)何をすべきかわかるもの

というのは、そのままなのですが、
これは望ましくないミッションを
例にすると分かりやすいです。

『最高の顧客満足を目指して』

これです、例として適当に作りましたが
どこかの企業でありそうなミッションです。

これは望ましくありません。
なぜなら、メンバーの心には

「はい。で?何をすればいいの?
そんなの当たり前でしょ。
で、うちの会社はそのために
何をするの?
何を大切に
何を目指して
何をするの?」

となります。

確かに、間違ってはいません。
最終的にはそういう言葉で片付けられます。

が、
抽象的すぎて、
何をすべきか、これでは分かりにくいです。

余談ですが

僕も最初の頃に、ミッションをこのように
定義づけようとした自分がいました。
(踏みとどまりましたが)
が、簡単に言うとそれは怠惰でした。

顧客の声を聞かずに作ろうとしたり、
聞いても、決断できなかったり、
ある方向性に定めて
それ以外を切り捨てるような
事が怖かったり、
具体性を持たせることで
それ以外が網羅できなくなることが
怖くなると決断できません。

さらに、
ストーリーを説明できない状態
だったからこのような抽象的な言葉で
誤魔化そうとしていました。
(実際には踏みとどまりましたからね)

組織のTOPとして、
方向性に具体性を持たせる決断をすること
はとても勇気が必要です。

なので、抽象的な言葉で片付けてしまいます。

でも、
組織が動くミッション
を作るには、それでは不十分です。

『とにかく頑張れ』
ぐらい不十分です。

何を目指すのか?
目指す星はどこか?
『星を目指せ!』
ではメンバーはバラバラになります。

ミッションに具体性をもたせるのは
とても勇気が必要ですが、
この決断がミッションに命を吹き込みます。

是非これらを参考にミッションを
磨き上げてみてください。

次回以降は
ビジョンについて書いていきます。

ABOUT ME
高橋 邦欣
勢いでオーストラリアに移住中。 ベンチャーに入社し10ヶ月で無理矢理部長をやり 年商10億円を5年で80億円にし その分野で日本一の事業にする。 比例して体重も増える。 全社会議で事業報告をする際に爆笑プレゼンをして怒られる 部下には「仕事はパワポ作りですか?」と怒られる。 年商3000万の経営コンサルティング会社に 共同経営として参加し 開始1ヶ月で月商を8倍にし年商を1.8億円まで引き上げる。 全国6都市で一年間に24期の経営塾を開催し 塾生が(豪州、メキシコ、シンガポール)世界に400名以上 主婦や起業前の会社員から 年商4億を超える経営者や一部上場役員のコーチ・コンサルまで行う 心の限界を破壊して経営の限界を突破してもらう 限界突破する経営塾 塾長 雇われ時代の懲戒処分歴合計3回 三人家族(娘) やりたい事は自由に生きる事