仕事

39.【成果が出るまでの7層構造という考え方】

一人起業家の得たい成果を出してもらうために

色々と書いていますが、

こういった情報を提供したり

コンサルティングをしていても

どうしても本人が得たいと言っている成果が

得られないときがあります。

 

例えば、売上あげたいと言っていても

それに必要な情報を得ることをしなかったり。

得ても行動しなかったり。

行動しても成果が出せなかったり。

そういうことって誰しも心当たりありますよね?

 

そこで、人が成果を出すまでの7層構造という考えがあるので

書いておきます。

先に書いておくと

1.成果

2.行動

3.思考

4.背景心理

5.資質

6.前提

7.世界観

です。

 

人は成果を出すためには行動しなければなりません。

成果と行動が外の世界の出来事になります。

で、行動するには思考していなければならず、

思考は必ず心の動き、感情などを含む背景心理によって生まれます。

 

成果が変わらないのは行動が変わらないからで

行動が変わっても上手くいかないのは

考え方が変わっていないからです。

考え方を変えても上手くいかないのは背景心理が

変わっていないからです。

なんとなくそういう人いますよね?

 

ちなみに、

背景心理に制限がかかっている状態のことをブロックといいます。

だから、ノウハウをいくらまなんでもブロック解除したりしないと

上手くいかないことが会ったりするわけです。

 

で、ここまでが一般的に言われることです。

ところが背景心理をテコ入れし、

調整してもうまく行かないことがよくあります。

背景心理を生み出しているものに資質があります。

資質は個性でありオリジナリティです。

他の人にはなく自分だけに備わっているものです。

自分だけに備わり他の人にないために

上手く適応できなかったり

人とやっていくことが難しい場合にブロックができます。

資質があるからブロックができる。ということになります。

ですから、通常トラウマを省いても

個性を省くことはできないので大元の原因が残ることになります。

資質の上手い使い方を示さなければ問題は依然残ることになります。

『強み』もこの資質に含まれるわけですが、

強みも含めてうまい使い方をしていかないといけないわけです。

 

これが5層目になります。

ところが、資質の運びを正しく行っても

前提が間違っていると「全ての方向」が間違うことになります。

その間違った方向の中で資質を使い

心理や頭脳を駆使して行動し成果を取ることになります。

前提間違いというのは簡単に言えば勘違いのことで

根本的に大きく自分を誤解していたり

認識を誤っているために起こることです。

たとえば強みを知らないから生かしてこなかったとか

成績が良かったから大学を出ていい企業に就職するものだと思ってきた、

などという場合に起こります。

スムーズな勘違いなので「そういうものだ」という状態になっています。

これが6層目になります。この前提間違いを正す・・・勘違いをクリアにしても

 

それ以前の世界観の誤認が起こっていると問題がクリアできません。

世界観というのは「世界はこうできている」という根本理解のことで

たとえば日本では日本語が公用語だ、というようなことは

普段誰も思ったり感じたりしていません。

当たり前中の当たり前、常識中の常識が世界観になります。

ただ、

その世界観を誤って捉えていることがあり、これが誤認になります。

たとえば、

日本ではいい大学に行かなければ幸せにはなれない

なぜなら日本の国、社会、風習がそうなっているからだ!

という当たり前すぎる理解があると

世界を曲げて認識していることになります。

これが7層目の根本構造になります。

7層目の世界観によって、自動的にその上の層のあり方が決まるので

生き方や自分の生かし方もそれに沿って決まってきます。

この中で

6層目の勘違いが起こると外の世界をよしとして自分を諦める生き方が

7層目の誤認が起こると世界を諦めて自分が正しいとする生き方が生まれます。

 

私達はこういった構造で成果を導いていることになります。

そりゃ、表面上の認識だけを取り扱っても上手くいかないっちゅう話ですな。

なので、あなたがどんな7層構造を持っているか?

どんな世界観やどんな前提を持っているから思うような成果が出ないのか?

を理解してそれらを正していくことが必要です。

 

ここに着手しないので

セミナージプシーも生まれるわけです。

欲しい欲しいと言いながらなかなか手に入っていないものを書き出してください。
世界観と前提が間違っているのかもしれないですな。今すぐ病院に駆け込みましょう。

目次

01.【事業で絶対に外してはいけないたった一つのこと】
02.【起業が向かない人の二つの共通点】
03.【事業は今あるものでしか始められない。】
04.【成果が出ない・行動出来ないのは『ないものはじまりだから』】
05.【みんなすでにエスパーだよ。となる「強み」について】
06.【強み発掘の4つの方法】
07.【強みを発掘する時の注意点】
08.【強みを強化する5つの方法】
09.【企業の目的とは何か?】
10.【企業における利益とは何か?】
11.【事業に必要な3ステップ】
12.【誰でも出来るマーケティングとは】
13.【顧客の声を拾う方法】
14.【実はすでにあなたには顧客がついている?】
15.【マーケティングの為のヒアリングやり方】
16.【絶対売れて、満足度が高いサービスを作る方法】
17.【コンセプト作りでしてはいけない2つのこと】
18.【三種類のコンセプトとは】
19.【独自性を練り込む個別コンセプトの作り方】
20.【コミュニケーションとして使うコンセプトの作り方】
21.【絶対に喜ばれて売れてしまう営業のコツ】
22.【とはいえ全てはテストマーケティングとしてやっていく】
23.【自分に事業を合わせていく方法】
24.【あなたが集客できない理由】
25.【あなたがしてしまっている集客の勘違い】
26.【集客を分解し成果を導く】
27.【集客数=(接触人数(量)×反応率(質))】
28.【成果や集客が出来ないのは○○を超えてないから】
29.【集客において顧客に興味を持たれる方法とは】
30.【集客できるキャッチコピーの作り方】
31.【顧客からこちらに動いてくれる8つのポイント】
32.【集客できないのは自分を打ち出すのを恐れているから】
33.【サービス単価の決め方と上げ方】
34.【高額サービスの作り方】
35.【頼まれる人になる方法】
36.【事業は今ある人間関係の上にしか成り立たない】
37.【限界突破をする簡単な方法】
38.【お金と何かを勝手に紐付けない】
39.【成果が出るまでの7層構造という考え方】
40.【成果=決断という話】

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ABOUT ME
高橋 邦欣
勢いでオーストラリアに移住中。 ベンチャーに入社し10ヶ月で無理矢理部長をやり 年商10億円を5年で80億円にし その分野で日本一の事業にする。 比例して体重も増える。 全社会議で事業報告をする際に爆笑プレゼンをして怒られる 部下には「仕事はパワポ作りですか?」と怒られる。 年商3000万の経営コンサルティング会社に 共同経営として参加し 開始1ヶ月で月商を8倍にし年商を1.8億円まで引き上げる。 全国6都市で一年間に24期の経営塾を開催し 塾生が(豪州、メキシコ、シンガポール)世界に400名以上 主婦や起業前の会社員から 年商4億を超える経営者や一部上場役員のコーチ・コンサルまで行う 心の限界を破壊して経営の限界を突破してもらう 限界突破する経営塾 塾長 雇われ時代の懲戒処分歴合計3回 4人家族(娘&息子) やりたい事は自由に生きる事